【しびれは治るの?治らないの?】脳梗塞後でお悩みの方必見!

  • 投稿の最終変更日:2025年12月2日

■ はじめに:しびれは「治らない」と言われた方へ

脳梗塞の後遺症として最も多い悩みの一つが 「手足のしびれ」 です。

  • いつまで続くのか分からない
  • これ以上良くならないと言われた
  • 動きには問題ないのに、しびれだけがつらい
  • “回復の限界”と言われたけれど諦めきれない

こうした相談は、「ヘルスウェア」にも寄せられます。

結論から言うと、
脳梗塞後のしびれは“ゼロになる人もいれば、軽減して生活がラクになる人もいる”が正しいです。
そしてその違いを生むのは、 神経の回復の仕組みを理解した正しいアプローチができているかどうか です。

この記事では、しびれの正体・しびれが良くなるパターン・改善のために必要な具体的ステップを、専門家の立場からわかりやすく解説します。


■ 脳梗塞後のしびれはなぜ起こる?

脳梗塞後のしびれには、大きく3つの原因があります。


①【脳が原因】脳の損傷による感覚障害

脳の中で「感じる機能」がダメージを受けると、

  • ビリビリ
  • ジンジン
  • 何か張り付いたような感覚

などの異常感覚が出ます。

これは“神経の誤作動”が起きている状態で、
ただ揉んだり、温めたりしても改善しにくい種類のしびれ です。


②【身体が原因】動かさないことで筋・関節が固まる

脳梗塞後は、動きにくいことで

  • 姿勢が崩れる
  • 肩・肘・指の固さ
  • 首の緊張

が起こり、そのせいで 血流や神経の通りが悪くなる“二次的なしびれ” が生まれます。

こちらは 正しいリハビリで改善が期待できるパターンが多い です。


③【脳と身体のズレ】感覚と動きが混乱している

「動いているのに、自分では動いている気がしない」
「手の位置がわからない」
そんな感覚のズレが、しびれとして表れることがあります。


■ しびれは治る?結論:3つのパターンがあります

ヘルスウェアで多くの方をみてきて、しびれの経過は以下の3つに分類できます。


パターン①:しびれがほぼ消失する

特に以下に当てはまる場合、改善しやすい傾向にあります。

  • 発症から半年〜数年経っても軽減傾向がある
  • 感覚のトレーニングをして変化が出た
  • 姿勢・関節の問題が改善したらしびれも軽くなる

パターン②:しびれは残るが、生活の支障が減る

しびれそのものは残っても、

  • 段階的に軽減
  • 強さ・頻度が減る
  • 集中している時は気にならない
  • 眠れないほどのつらさが改善

という変化が起こります。

実は多くの方が この状態まで到達できます。


パターン③:残念ながら大きな変化が少ないケース

ただし、

  • 感覚野の広範囲の損傷がある
  • 三年以上ほぼ状態変化がない
  • 関節拘縮が強いのに何もケアしていない

などでは、改善の変化が小さいこともあります。


■ しびれに対しての主な治療方法


薬物療法(しびれの強さをコントロールする)

脳梗塞後のしびれに対しては、
神経の過敏状態を和らげる薬が使用されることがあります。

代表例:

  • プレガバリン
  • ガバペンチン
  • ノイロトロピン
  • 漢方薬(牛車腎気丸など)

しびれそのものを“根本的に治す薬”は存在しませんが、強さを和らげる目的で処方されます。


脳・血管の再評価(画像検査)

しびれが突然強くなった場合や、片側だけ急に悪化した場合などは、
以下の再評価が行われることがあります。

  • MRI
  • MRA(脳血管の検査)
  • CT

しびれの原因が脳のダメージによるものなのか、他の要因なのか を明確にするためです。


末梢神経の問題が疑われる場合の治療

脳梗塞とは関係なく、

  • 手根管症候群
  • 肘部管症候群
  • 頸椎症

などで「二次的なしびれ」が出ている可能性もあります。

その場合は、

  • 安静
  • ステロイド注射
  • 手術(神経の圧迫を解放)

などが医学的な治療として選択されます。


痛みやしびれに対するブロック注射

末梢神経の圧迫が疑われる場合、
神経ブロック注射 を使用することがあります。

  • 星状神経節ブロック
  • 末梢神経ブロック

ただし、脳梗塞後の中枢性しびれの場合、
効果は限定的なことが多いです。


再発予防の治療(しびれの悪化を防ぐ意味でも重要)

しびれの治療とは直接関係ないようで、実は超重要です。

  • 抗凝固薬・抗血小板薬の継続
  • 血圧管理
  • 糖尿病・脂質異常症の管理
  • 睡眠時無呼吸症の治療

これらは 神経の状態がさらに悪化することを防ぎ、間接的なしびれの改善につながる ことがあります。

■ しびれを改善するために必要な3つのポイント


①“脳と身体のつながり”を取り戻す

しびれは「脳が感じる情報のエラー」。
だからこそ、脳に正しい情報を送り直す必要があります。

ヘルスウェアでは、

  • どの感覚がズレているかの評価
  • “触った感覚の再学習”
  • 関節の正しい動きの再獲得

をセットで行うことで、「脳が安心して感じられる状態」を作ります。


②姿勢・関節の動きを整える

しびれを訴える多くの方に共通しているのが 姿勢と肘・手の使い方の問題 です。

  • 肩がすくむ
  • 手首が固い
  • 指が動くのに、“動いている感覚”が弱い

こうした状態では、脳が正しく情報を受け取れません。

ヘルスウェアでは 原因の連鎖を分解し、根本から整える施術 を行います。


③日常で「できた」を増やす

しびれ改善で最も大切なのは、
“脳が喜ぶ体験”を積み重ねること。

  • ペットボトルのフタが楽に開いた
  • 箸を持つ感覚が前よりハッキリした
  • 服の袖に手を通しやすくなった

こうした小さな成功体験が、脳の回復をさらに促します。


■ 痺れ改善のために自分でできる「簡単4ステップ」


①手を見る → ゆっくり動かす

“視覚”を使うことで脳が動きを認識しやすくなります。


②指の間を優しく広げる

感覚の入り口を整えることで、しびれが軽減することがあります。


③肩・首の脱力練習

しびれの多くは、肩周りの緊張が原因。
深呼吸しながら肩を落とすだけでも効果があります。

④股関節をストレッチする

股関節や臀部には足の痺れに影響している神経が密集しています。

そのため、股関節周りの筋肉が硬くなっていると、神経を圧迫し痺れの原因となりうります。

胡坐をかいたり、太ももの裏をストレッチすることが大切です。


■ まとめ:しびれは「完全に治る人もいるし、軽減する人も多い」。諦める必要はない。

しびれは「もう治らない」と言われがちですが、
実際には アプローチの仕方で大きく変化する後遺症の一つ です。

ヘルスウェアのリハビリでは、

  • 原因を分析し
  • 脳と身体の関係を整え
  • 自分の力で「できた」を増やす

この3つを軸に、根本改善を目指します。

「しびれが少しでも減るなら生活が変わる」
そう感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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